谷川岳
9月25日記
8月3日、
宿泊したペンション「セルバン」で朝食を取り
妻を連れて谷川岳へ
殆ど山登りなどしない妻は 谷川岳ロープウェイを使うように 催促。
ロープウェイの頂上が天神平というところで
人が大勢。
その横を外れて登山道へ向かう。
雲行きが怪しいと思っていたら予想通り景色などなし。
高さは2000メートルないがなかなかの急なのぼり。
きついのぼりとかいうほうが適切だ。
ロープに鎖がけっこうある。
人気の山で人が多い。
妻は思ったより、というより私よりずっと強い。
おいていかれそうになりながら頂上に着いた。
谷川岳は双耳峰で二つの頂を持つ。
トマの耳とオキの耳。さっぱり見えない景色。
登山は上についた頃が朝でないと
こんなものです。
登山者は年寄りから若者、-子供まで幅広く、この山の人気が
多くの年代に受け入れられているようだ。
そのうち雲行きが更に怪しくパラパラときた。
早々に下山することにした。
(頂上はこんな感じでまっ白。視界100m?→)
すると、のぼりに強かった妻が
しり込みしだした。
急な分、足をつく場所が遠く、こわいのと、膝が痛くなったのとで
尻をついて下りる事シバシバ
泥んこになりながら下った。
そろそろ天神平かなというところで
真っ赤なジャージの三度笠おじさんが前を行く。
追いついて追い抜き
失礼ですがときいた。
この人は78歳
3000回の谷川岳登山を目指しているのだという。
今回が 2803回目。(写真を拡大してみてください→
腰のあたりに2803の文字が見えます。)
年をとったので今年はその日で40回目だという。
あと197回
年々、厳しくなってきているのだそうだ。
それでもめげない。
今、9月末。
あれから何回のぼられただろうか?
追記
この方、3000回を達成したら
南の島で悠々自適に暮らすのだそうです。