山のこと

早月を行く 最終 剣岳につく

8月2日 [標高1800mへの道] 5:30の朝食は10人程度だった。既に多くの人が出かけてしまっていた。斜め向かいの人は食後は薬薬薬。 (私も薬を持ってきていた・・・・同じか)。 ・・・・・老いたとて 持病あるとて この朝は ヤクで治めて あの峰に立たん ! ・・・…

早月を行く その3 満天の星

[ここは標高1400?] 鉄を喰う杉と別れて暫くすると早月の長く厳しい登りが始まる。 登りの始まって少しのところに大杉があって、その根に腰を下ろし休んでいる人がいる。 帽子には○○marathonとかいてある。下山中だと言う。 私も登山開始から1時間、ここで休…

早月を行く その2 鉄を喰う杉

[馬場島] 出発して一時間半で馬場島についた。そこでちょっとした驚きがあった。満車なのだ。(30台くらいだけど) 仕方なく戻って、遠くの駐車場に止める。広さは4,5倍位ある。止まっている車は3台。奥の大きな木陰になる場所にとめ、そこで朝飯。愛情弁当也…

早月を行く その1 前置き

2019.7.30 去年から今年の北アルプスは最初に烏帽子岳と決めていた。長すぎた梅雨もおわり、百姓の仕事に自己都合の折り合いをつけて7.31に登ることにしたが天気がよさそうでないので翌日にした。 7.31 8.1の山小屋の予約をしようと電話すると「お盆まではい…

蜘蛛の糸

2019年7月23日 朝、窓を開けると目の前に女郎蜘蛛?がせっせとすをつくっている。 なかなかの腕前である。窓を開けたときは仕上げ段階に差し掛かっていて、動画で撮ろうかとカメラを取りに行って戻ったときには既に真ん中にじっとしていた。 図面もなく、建…

初登り・・・・・雪の八乙女山 山行記

2018/1/6(土曜) 昨年の暮れ(12/26)焼き肉屋でタカクワ君から渡された「道宗道の会」http://www.taff.or.jp/saposen/katsudo_97.html主催の八乙女山登山の案内状。 迷った末に参加すると返事した。 それから体力をつけるためと、やたら増えた腹回りを落とし、…

笠ヶ岳 山行記(冥途への土産話)4/3

平成29年9月3日(日) 朝は晴れている。 一昨日は妻と義母を自動車で20分あまりの石動(イスルギ)駅までお迎えに行く。 妻はマジックで大書きした到着時間の紙を冷蔵庫に張っていたのだが、夕方、畑仕事をしていて気が付けば記憶の『お迎えに行く時間…

笠ヶ岳 山行記(冥途への土産話)3/3

平成29年9月1日(土) 晴れ模様 秋だなあ そういう気分にさせる朝。今日から小学生たちが通学を始める。 私も 今朝からは「子ども見守り隊」の旗持ちに出動となる。数十年前、この9月1日の嫌だったこと。 やってくる子らも家から追い出されてしぶしぶ…

笠ヶ岳 山行記(冥途への土産話)2/3

8月31日(木) 曇り 朝、里の母(私の義母)と宝塚を見に行くという妻を送る。帰宅後、笠ヶ岳後遺症のヨチヨチ歩き。 2晩寝たのにまだ回復不十分だが畑仕事できるだろう。 昨晩、つらそうにしている私に母が「こっで、山へ行ったなよになったろ。」と言えば …

笠ヶ岳 山行記(冥途への土産話)1/3

平成29年8月30日(水) 曇り ネットで山行記を見ても体力自慢の記事や 常識ある体力の持ち主を想定して書かれたものばかりなので、本当はもっと頼りない男のために書いたものが必要?かもしれない。 それを身をもって実践したわが体験を私のようにフツ…

笠ヶ岳 山行記(冥途への土産話)1/3

平成29年8月30日(水) 曇り ネットで山行記を見ても体力自慢の記事や 常識ある体力の持ち主を想定して書かれたものばかりなので、本当はもっと頼りない男のために書いたものが必要?かもしれない。 それを身をもって実践したわが体験を私のようにフツ…

大日平は冬のはじまり

11月5日 天気予報は快晴 それを信じて前日の晩に今年最後の登山を行う事にした。最終的に行き先を決めたのは出発してからの車中

黒部源流をあるく2(高天原ー>鷲羽岳ー>雲ノ平)

h28/11/3 知らないことをする時の態度は人によってさまざまである。緻密に調べて後先考えてからする人、出たとこ勝負の人、他人任せの人、慎重に過ぎてなかなか一歩を踏み出さない人、見栄張君でスタンドプレーの人、深く考えずになりゆきでやってしまう人…

黒部源流をあるく1(折立から高天原まで)

H28/11/1 記す 8月9日の朝から4日間 雲の平の周辺を歩いた。 ずっと前から一度は行こうと思っていたので、少年のようなわくわく感に、はしゃぐ思いの数日間だった。 初日 北陸高速 立山インターから立山方面へ向かう。途中右へ折れて有峰湖へ向かう。 (…

西穂高岳は遠かった

平成28年10月19日 2年前にお目付け役の老妻と西穂高独標まで行った。 その時に独標から向こう側へとの思いがつのり、今回は西穂高独標を越えて西穂高を目指すこととした。 平日の登山なので単独行である。 朝6時、乗用車は妻が孫を保育所に送るので愛用の軽…

ブログ引越し

当ブログは下記へ引越しいたしました。 http://osamumiyazaki62.blog.fc2.com/

谷川岳

9月25日記 8月3日、 宿泊したペンション「セルバン」で朝食を取り 妻を連れて谷川岳へ 殆ど山登りなどしない妻は 谷川岳ロープウェイを使うように 催促。 ロープウェイの頂上が天神平というところで 人が大勢。 その横を外れて登山道へ向かう。 雲行きが怪し…

初秋の夜明け

平成25年9月21日 記す 9月18日は雨が晴れて2日目 立山連峰が晴れわたりその背に太陽を受けて 輪郭が はっきりと見えます。 家の 近くの農道へ出てとりました。 とても爽やかな朝です。日の出までを撮りました.ちょうど剣岳の頂上あたりから出てきました。 実…

ブナオ峠から 大門(だいもん)山

平成24年11月 五箇山の旧上平村 西赤尾(東海北陸高速道路 五箇山インターから車で5分程度)からブナオ峠へ向かいます。ブナオ峠 は山越えで上平から 南砺市福光へ抜ける道です。 (現在は福光側の崖崩れが補修されずずっと通行不能になっています。) ブナ…

立山 弥陀ヶ原紅葉(黄葉) h24年10月9日

生まれて初めて立山弥陀ヶ原のコウヨウをみました。 これまでは 人が一杯であきらめていたのですが 平日ならと 出かけました。それでもケーブルカーの切符を買うのに30分くらい 乗車までに更に2時間待ちでした。ケーブルの終着点美女平で高原バスを30分…

二本杉

遠く山の上にある二本杉 目の良かった 子供の頃 あれはどんな大きな木なのだろう と 思っていた 父ちゃんは 二本杉と呼んでいた 大人になって 山へ行くと 道案内の看板に 二本の杉 と ある 近づけば 大きいには違いないが 驚くほどの巨木でもなく ちょうど …

中山 (なかやま)登山

ふだんからフラフラしている爺の特権を行使して 中山へ 登山しようと思い立った。中山は剣岳冬山登山で知られる富山県 上市(かみいち)町 馬場島(ばんばじま) のちょっと手前に登山口があり、若い人なら2時間もかからずに登れる山である。爺さんなので2時…

尾瀬 至仏山

数年前に 尾瀬へいった。くたびれた爺さん5人。 富山県の西の端、南砺市福野町本江を夜中に出発。 早朝についた。そこから出るバスで鳩待峠へつく。 そこから 尾瀬ガ原 尾瀬沼へ行き とってかえして 再び 尾瀬ヶ原。一面のニッコウキスゲ。 歩いても歩いて…

僧ヶ岳

写真を整理していたら 10年前 僧ヶ岳に登ったときの 写真があった。それを一部紹介します。 富山平野北部と日本海を一望できる 富山県黒部市と魚津市の境にある山です。 (標高1855m) 毛勝三山の北隣に位置します。 この時期はニッコウキスゲが咲い…

白山釈迦岳

古い写真ですが 白山釈迦岳からの白山の眺めを紹介します。 ここからの白山は 巨大な崩落の向こう このときは9月。天候も良い時期です。 残念ながら、この写真を撮った人が写っていません。 今は白山市になるのでしょうか、そこの市ノ瀬というところから登…

剣岳4

30代のとき初めて剣へ登ったときのこと。 単独で、あまり調べもしなかった。 頂上近くに カニのはさみ というところがある。まことにあぶなっかしいところである。 そこへ行く手前。 鎖場を登りつめ、分かれ道があった。 判断ができなかった。間違いなら戻…

薬師岳登山道

20代の時に初めて薬師に登った。それから10数年して又登った。そして又20数年。平成21年7月。3度目の登山となった。3回とも有峰からの経路をとった。世に中高年の登山ブームもあってか驚くほどの人気の山となっていた。 最初の2回は人とすれ違うこと…

常念岳

長野県 安曇野から常念岳へ登ったのは8月6,7日。思いのほかきつい行程であった。 登頂したときは、絶好の眺望、南遠くに小さめの冨士、北に剣・立山、白馬、鹿島槍、西は槍・穂高、・・・・・ 一度はその頂に立つことをおすすめしたい山です。 (メモ) 常…

モーターつくり

小学校のとき 理科の授業で モーターをつくる というのがあった。 コイルを作って デンキヲナガス ト 手作りの モーターが まわるのだ。 それは なかなか 驚きのシーンである。 先生は 材料を渡して 説明しながら みんなに作らせて言った。 先生; 「できた…

剣岳3 早月小屋付近

早つき小屋付近から剣をみる. 早月小屋は少しくぼんだところにあります。一瞬見えた頂上 白い線は登山ルートです。手前の山を越えて又越えて