山際にも春の景色
庄川町、金屋のゆず畑
ようやく雪つりを外せるようになりました。
ここのゆずは 北限のゆずだときいています。
庄川ゆずについて下記のホームページ
ゆず畑の反対側は雪のとけた
となみ野南部。
野に出るじいちゃんや、婆ちゃんの姿があります。
山道を下り自宅へ向かう途中に
以前から気になっていた田圃の中の
大きな林に行って見た。
三清の田園地帯。
近づけば、廃屋のあと。
その広大な屋敷跡は隣接する隣の家をみれば想像していただけるだろう。
今は野生の狸や狐、野鳥の住まいとなったその場所は、かつて、豪農の住むところ
であったろうか。
「方丈記」にいう。
行く川のながれはたえずして
しかも、もとの水にあらず
よどみに浮かぶ泡沫は
かつ消え、かつ結びて
久しくとどまりたるためしなし、
世の中にある人とすみかと
また かくの如し・・・・・・・
人の目から見れば 荒れた姿も この世の摂理。傲慢の心を諌めるに刻むべき光景かもしれない。