加越線
畑仕事をするのに虫がつながってきてどうしようもないので
虫除けスプレーを買いに行った帰り
ふらりと立ち寄った 山田書店 (809)※で 見つけた本。
私が19歳のときである。
40年たった今、自転車道路となった線路は舗装されその当時生きていた者でさへ
当時の駅がどこにあったか忘れそうになっているときに この本に出くわした。
思わず 2冊 買いました。
よく線路に石を並べたこと、
線路の上を綱渡りの気分で歩いたこと
線路の上から田圃までの小さな坂で みんなでスキーをしたこと
線路に耳を当てて レールの中を伝わる汽車の音を聞いたこと
そんなときは ポーポー と何度も 警笛が鳴るが
みんなぎりぎりまで 耳を当ててがんばったことなど
顰蹙を買いそうなことを一杯やって ・・・・・・・・・・・・・・
そこは
私たち 洟垂れ小僧どもの 大事な 遊び場でもあった。
鉄道ファンの皆さん
この地方に育った皆さんに
なんとなく見てみたいと
思われる方にお薦めします。
注。※山田書店は南砺市(旧.福野)にある書店です。809(はちまるきゅー)とよばれてます。