分げつ

ぶんげつという言葉は米つくりをやってないと一般には余り聞き慣れない言葉だ。
ある大きさに達した一本の苗が生長して葉を一本出すごとに自分の体を二つにする。葉を出すごとに
一本が二本 次の 二本が4本に というように 株数を増やしていく。
そのような生長の仕方をさす。
 
こういう増え方の結果、算術上は最終的に一本が200本ぐらいになる勘定らしい。イメージ 1
しかし現実にはそうはならないが。
その理由は分からないがこの時期になると20本、30本の株になった太い、深い緑の
生命力むき出しの イネ になる。
 
 
 
イネは生長の過程が大きく二つに分かれ栄養生長(体を作る時期)と生殖生長(子孫を残すための時期)という。
今は、体作りの時期で横へ横へと太く逞しいからだを作って入るのです。
 
 
 
水田の緑はいま一面の草原となってこの小さな村を彩る。イメージ 2
イネの命を感じながら
吹く風に大きく波打つイネのうねりと葉音を聞きにきませんか!