娘よすまん

娘を 泣かせてしまった

 こんな大きな 大人の 娘

 俺は こんな爺なのに  迷惑をかけた

 下を向くその姿を見ていたら

 俺も 悲しくて 情けなくて

 涙が止まらなかった。やさしいやさしい 私の娘よ

 猫柳の 綿帽子の芽のように

 白くて  ふわっとして  天然の温かみのある

 笑顔が  お前にはふさわしい

 どうか  

 どうか  笑ってくれよ

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 ああ

 おれは どうしようもない男だな[もうやだ〜(悲しい顔)]