家族
平成25年5月4日 この日は父の13回忌。我が家に久しぶりに親戚が集まり法事(※)を行った。 ホンコサマの仏事とそれに引き続くごっつぉ(※)も終わって 後片付けのときに 息子が私の母の足の爪を切っていました。 その光景をとっている私のことなど気に…
平成25年3月1日 はじめに これは今は83歳になるある婆ちゃん(タッチャン)の生きてきた道のりの断片を拾い綴った話だ。 取るに足らぬ話だが私には息子としてこれを書きとめておいて、彼女に愛されたものたちに伝える役目があるのだ。 もし、関わりのない…
父親のさびしさ とうちゃんが死んで12年になる。私と とうちゃんは 水と油だった。 父親にしてみれば息子が牙をむいて自分に向かってくるのは悲しいものです。 私と父とには そういうことが よくあった。そのうち とうちゃん を無視することが多くなった。 …
5月14日 我が家の田植え ところが、5月13日 朝 わが相棒 名誉の捻挫 なんの これしき わが相棒 持ち前の スピード感あふれる対応 娘(息子の妻)に 携帯ホットラインで田植え応援時間の 繰上げを通知 性格からして 相手の都合は あまり考えない その後、大…
娘を 泣かせてしまった こんな大きな 大人の 娘 俺は こんな爺なのに 迷惑をかけた 下を向くその姿を見ていたら 俺も 悲しくて 情けなくて 涙が止まらなかった。やさしいやさしい 私の娘よ 猫柳の 綿帽子の芽のように 白くて ふわっとして 天然の温かみのあ…
夜勤から帰った娘、隣の部屋で かあちゃん(私の母)と話している。 帰ってきてからずっとだから、もう30分以上。 他愛ない話をしているのだが 二人とも楽しげである。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ そういえば数日前、かあちゃんは 「…
今年で最後になるかもしれない。 今年で最後になるかもしれない。 そう思い続けて、もう7,8年はたったであろうか。 妻が飾る雛人形。 妻のおじが家具屋だったので そこから義父(妻の父)が買って届けてくれた雛飾り。 残念ながら 当の娘は一向に関心を示…
それを ? 俺にくれるのか 葉っぱのような形にきった画用紙は 緑色のクレヨンでぬってある それは 何かの葉っぱ 初めて会ったばかりなのに 一所懸命につくったその葉っぱを 手を伸ばしてきて とれという やさしいな みすずちゃん 命にあふれたちいさな手から…