高齢化するまち
平成29年9月12日 曇り時々雨
それにしても、手刈りがどれほど大変かを子供のころ経験したので、今それをやる人はすごい人だ。
スマホを畑作業で用水へ落とし素早く?拾い上げたが、タップしてもめちゃくちゃな動きをし、二日後に画面が真っ暗になってしまった。修理すれば2週間と言われ、機種変更した。
スマホなくても暮らせるのだが・・・・・・
それを使いなれない今日、用事の帰り、町(南砺市.福野)を通り抜けて自宅へ向かう。
その一
一枚目は町へ入る数分前、手刈りの田圃を見つけたこと。
※1 もしかしたらバインダーで刈ったのかもしれない。もしそうだとしたら、そういう機械があることがおどろき。
※2 バインダー : 世の中にコンバインが登場する前に暫く使われた刈取りと藁を束ねる機能を持った機械。30年以上前には使われなくなったと思っていた。
ドローンで肥料をまき、営農組合や請負農家の戦車のようなコンバインが高速刈取する時代に懐かしい光景を見て思わず軽トラを止めて撮影した。
たぶん、自分の家族が食べる分は乾燥機でなく、天日干し(はさがけ)してから脱穀し、 おいしいコメを食べるためではないかと推察した。
刈るだけではない。はさ掛けの準備作業(杭打ち、架台組み立て等)、稲を集めて掛ける作業、乾燥後は干した稲を取り、架台を外してかたずけ、稲を脱穀する作業などがあって大変だ。
それでもやる!
文句あっか!
そんな風情。
注).この写真に写っているお宅の田圃かどうかはわかりません。念のため。
その2
街中で見つけた移動販売車
これには驚いた。
過疎の村では移動販売車が住民に必要なものを届けているというのはテレビでたまにやってるが、町の中でも・・・あるのか。
町には分相応の大きさのスーパーがある。
しかし、各種個人商店がずらりと並んだ時代と違い、スーパーまでは一キロ以上あったりすれば、そこまで歩いていけない人がいて、品揃えは著しく少なくとも、必需品くらいはそろえることができる。
そういう時代になった現実が目の前にありました。
この車の周りでご近所の井戸端会議があったりするのでしょうか。 主題は 都会へ行った子供たちの話だろうか?
その3
そばの花
雨模様の田舎道(一応国道471)
走行中にそばの畑に花が満開でしたので農道側へぐるりと回ってパチリ
かつて、水田しかなかったこの地方で作る作物が変わっていきます。
わずか10分くらいの運転中に、いつのまにか変わっていた光景があった。
それに気づくことができるのはおそらく老いたからだ。