稲尾さんの話から

 稲尾和久さんはプロ野球史に残る大投手です。http://www.youtube.com/watch?v=SoOoALfKVbk
 その稲生さんが かつてラジオ番組で 父との思い出を話されたことがあります。
 その中に 時々思い出す内容がありましたので 記しておきます。

 以下、稲尾さんの話の抜粋(要約)です。

 「子供の時、親父と一緒に漁に出かけた。あるときスズキという魚がとれた。スズキは
一匹で家族が一ヶ月暮らせるほどの値段で売れた。
 その日はそんなスズキが二匹もとれた。私はうれしくてしょうがなかった。それなのに
親父はつれた二匹目を放してしまうんです。不満な私の顔を見て親父が言うんです。
一匹で十分だ。』てねえ。 」