継子だて

 昔の人は 普通に使っていた言葉かも知れないが  今の 時代に聞けば ハッとするような表現がある。
 今は 差別用語だとか言ってうるさいのだが・・・・・・
 継子(ままこ)なんてのも今の人には何のことか分からない人も多いし 差別用語に分類されそうな響きもある。
 しかし、物事は実態だ。馬鹿野郎 といっても 文字言葉にすれば 相手に失礼な受け止め方だが 実際には言った人と受け止めた人との間柄というものが 示すところの意味を大きく違わせる。
 あまり、細かなことにこだわっていては 息苦しいのじゃないですか?
 さて 次に示すのは ちょっと不思議な並べ方の話。
 継子立てという呼び方で呼ばれている。
 子供が30人おり、
 先腹の子(先妻の子)が15人
 当腹の子(現在の妻の子)が15人   (すごいですね[目])
 を 円陣に並べ ある子から数え始めて10番目を抜き、次に又10番目を抜いて、これを続け、最後に残った一人に跡を譲ろうといって 図のように並べた。ままこだて.png
 数えていくと ナントまあ 先腹の子のみが抜けていった。
 ついに先腹の子が一人になり、他はすべて当腹の子となった。
 そこで残った先腹の子が 「あまりに片寄ったので、次は俺から数えてくれ。」といったので それもそうだと 
 その子から数え始めたら 今度は、当腹の子がぬけ
 最後に、先腹の子が残った。
 その子は神童 それとも 偶然? 
  少しやってみたら  なんか  詐欺に合ってるような気分になってしまいませんか?[わーい(嬉しい顔)] 
  こんな話を作った昔の人は、どんな人だったんでしょうね。暇人?