昔の算術、こどもの算数

昔の時法

昔は一昼夜を12等分してその時刻に十二支を当てた。 夜の0時を子(ね)、2時を丑(うし)、・・・・としていく。 すると12時は午(うま)。正午というのはその名残だそうだ。 又、子の刻を 九つ(ここのつ)、丑の刻を八つ(やっつ) と数えていって …

さびついた のうみそにどうぞ

平成25年2月12日 数日前、お昼に息子が飯を食べに来て その日 休みの娘に いつものように長男らしく偉そうな態度で おまえも 考えろ。といって問題を書いて 親戚からもらった菓子箱の上にボールペンで書いて言う。 「インターネットにのっていた有名中…

継子だて

昔の人は 普通に使っていた言葉かも知れないが 今の 時代に聞けば ハッとするような表現がある。 今は 差別用語だとか言ってうるさいのだが・・・・・・ 継子(ままこ)なんてのも今の人には何のことか分からない人も多いし 差別用語に分類されそうな響きも…

油分け算

今は様々なセンサーや電子機器が発達していて 例えば ガソリンスタンドで ガソリンを入れると メーターがビューンと回って 45.3ℓとかいって請求書が出てくる。 本当にそうかは分からないが信用することにしている。 しかし、それも歴史の時間軸でみれば…

数の仕分け7 (古い帳面から)・・・ 切れ目

101の平方根 は無理数で √101=10.0498・・・・・・ となる。 この値と大小を比べて自然数を 小さい組 {0、1、2、・・・・、9、10} と 大きい組 {11、12、・・・、109、・・・、1000675、・・・・} に分けると小さい組には その中で も…

直角三角形と正方形で

この図一見して何の絵か分かる人はあんまりいないのではないだろうか。 じつは之は、江戸時代に 日本の算術家 が 書いたほんの中に 載っている 今では 中学生も 知っている ある有名な 数学の定理 を説明した図なのだそうだ。 その定理とは 三平方の定理。 …

数の仕分け5 (番外編)

足し算その1 10個のりんごと 20個のりんご 足せば 30 63キロの愛妻(仮の数字です)と 85キロの俺 二人あわせて 148キロ 財布に千円札 これに もらった小遣い100円をいれて あわせて財布には 1100円 足し算その2 タロー君の 国語の点数80点 音楽の点数90点 …

一番大きい数字は何? (簡単な問い)

1,2,3、・・・・・・・・ と続く 数字 ・・・・・・・ 123456、123457、・・・・・・・・、4578963457、4578963458、・・・・・・ と どこまで いっても ある。 自然数を全部集めてきて 宇宙のような巨大な袋に入れたとします。 その中で一番おおきな自…

数の仕分け4(古い帳面から)  √2

1.るうと2 平方根というのがあります。 昔は中学校の1年生で最初に習いました。 ルート(√ )の読みと文字は小学校を卒業したな・・・・そういう感じのする響きと形がありました。 √2 は 一夜一夜に人見ごろ と覚えました。 ・・・・・・・(今見れば 何…

数の仕分け2(古い帳面から) 山分け

山分け法 山賊の親分のヌスットーが言った。 「今日の獲物の半分は俺様のものだ。のこりはてめえらで山分けしろよ。いいか、横着するなよ。もし誰かが横着すれば残りもみんなワシがいただくぞ。ガハハハハ。」 半分とか、山分けとか、一人占めとか ・・・ そ…

数の仕分け1(古い帳面から)・・・数えられる

数の仕分け1 数についてのよもやま話を何回かに分けて かいてみます。私なりの数の仕分けというところです。田舎の爺の書くことであれば しまりのない サンスウのお話です。 自然の数。 小学校入学前の子供が大きな声で「1,2,3,4,5,6,7,8,9,10」 という。そ…

時計の問題

むかし懐かしい、時計の問題。こんなものでも すぐにはわからない 素朴な心が働かないと えっ と思ってしまう。 問い 「今、3時です。 4時になるまで 時計の長針と短針が 重なるのは 3時何分だろう?」 方程式を使うと 3時X分に重なるとすれば 距離の問…

誰でも算数 面白く

数学 算数といってるうちはまだよかったが、中学校へ行くと 数学と呼ぶようになる。 ムツカシーと感じる人が急に増えてくる。「学」という字はムツカシサを感じさせる。 ムツカシイという事はそれを分からなくなる生徒が出てくるということで 学年がすすむに…