パスーラ

平成25年4月26日
ブッダの言葉(岩波) という 本に ある  パスーラ という部分の中に こう書いてある。
 
 論議を欲し 集会に突入し 相互に他人を愚者であると烙印し
 他人(権威ある人)をかさに着て 論争を交わす。
 称賛されようと欲して、おずおずとし、敗北しては打ちしおれ
 論難されて怒り、論争に敗北したと評されて嘆く。
 これらの人々には得意と失意、
 論争には称賛を得ることのほかになんら役立つことはない。
 論争に勝利したとしても心高ぶり 慢心し 自らを損なう
 この理から論争はやめるべきだ。
 
 例えば王に養われてきた勇士が歓声を上げて進み相手を求めていく。
 しかし、勇士よ 傷つけあう相手は初めからどこにもいない。
 同じように固執し 「これのみが真理である。」と言う人々に伝える。
 あなたが論争する相手はここにいないと」
 
 年の所為か 戦うことに疲れた所為か ・・・・・・・
 私は心安らかに生きていくことが とても大切と思うのです。
 母と一緒に畑仕事をしながら ゆっくりと流れる時間を体に取り込んで
 話し相手はトノサマガエル。[猫]